35歳独身女が次の道にたどりつくまで

35歳独身女が13年勤めた会社を行先も決めずに退職。退職後なにをしていたのか、日々なにを感じてるのか。ただただ書いていくブログです。

人の不幸はほんとうに蜜の味なのか

「○○が激太り!」
「○○と△△がダブル不倫!」
Twitter、また炎上!」

毎日誰かに不幸が起こっていて、昼間のテレビでご丁寧に知らせてくれる。あーだこーだと意見し合っている。昔から昼間のテレビといえばこんなイメージが強い。今のテレビはつまらないとか、YouTubeやネットの番組の方がおもしろいと言う人もたくさんいるけど、この昼間のテレビ番組が変わらないのはなぜか。よく言われる、「人の不幸は蜜の味」てことなんだろうと、私は思う。
人間ってこわい。人の幸せで番組が成立して、何十年もたくさんの局が続いていることはないだろう。それが、人の不幸だと成立してしまう。
テレビやTwitter以外の日常でもそうだ。
たとえば私の実体験だと、LINEグループが突如作られ、「結婚したよ♡」「妊娠したよ♡」と表示が出る。幸せな報告だ。「よかったね! おめでとう!」「いつの間にーー!! 結婚式呼んでね!」続々と続く定型文がここまで。
そこから、「旦那さん、どんな人? なにしてる人?」「 写メないの? 送ってよ〜」にだいたいなる。職業がそうでもないとわかったり、見た目がデブとかハゲとかダサいとか、そんな不幸ポイントを探し始める。イケメンだったとしたら、性格に難がないか探すだろう。人は他人の幸せよりも不幸の方が好きなのだ。会社とかでもそうだろう。嫌いな同僚がミスをして怒られているのを見て、「バチがあたったんだ。ざまあみろ」と思ったことはあるだろう。単純に考えれば、人の不幸は蜜まみれだ。甘くて甘くてたまらない。自分が元気になるからたくさんほしい。特に自分が嫌いな人の不幸は。
不幸な人を見ることで、あいつよりマシ、あんなのと結婚するんなら1人の方がマシ、自分じゃなくてよかった、と思う。悪いことではないと思う。自分を肯定できるし、自分より下の人間がいることで安心することもできる。
一時の甘さだけあればよかったのかもしれない。最近はテレビでは報道された後に「実はこういう背景があって」とか、「真実は真逆だった」とか、情報がたくさん得られる時代になったみのだから、「甘くて甘くてたまらない! もっとちょーだい!」ってなってたのが、考えさせられたり、